ストラスブールへの羨望
サムネイル画像と読者ボタン
序章
夏休みも終わり,受験中盤に入ろうとしているさなか,
ストラスブールに行きたい.
と急に思い立った.
受験生という理由に関わらず,現在の世界で感染症が流行している下での渡航は愚鈍すぎる.しかしながら,ストラスブールに強く駆られている.
記憶のどこかに,ストラスブールの独特の木骨組の建物を目にし,現地の空気の匂いを嗅いだそんな感覚がある.しかしながら, 私は今までにストラスブールに訪れたことはない.おそらくストラスブール(クレベール広場?)の石畳を歩いた夢,あるいは,自分が幼すぎて不鮮明な記憶が奥底から引き出されているだろうか.『White Album2』をにストラスブールが物語の舞台として登場する.物語に感情移入しているだけかもしれない.
私の心の中にはいつも
日本に生まれ,骨を埋めるのは日本.
そのように予ねてより考えていたが,最近はストラスブールへの羨望が強く 自分の以前思いはいつの間にか薄れていた.
場所
ストラスブールで真っ先に訪れたいのは,
旧市街
である.
旧市街
ここは名前の通り,街並み全体が足を運ぶ価値のある場所だ.
石畳に漆喰の壁と木骨組を連ねた市街は童話の世界観を楽しめる.
また,旧市街のつながりで憩いの場の クレベール広場で噴水を見ながら,考えごとをしたり ストラスブール大聖堂の建物を見ながらカッフェで疲れを癒したりしたいものだ.
イル川
次に注目しているのは イル川だ.日本では運河のイメージがないため,水上バスは非常に興味深い. 水の都としての顔を持つストラスブールの魅力の一つである.
これら旧市街のことを 「ラ・プティット・フランス」」といういうようだ.(自信はあまりない)
食事
自分が特に気になったものを取り上げたいと思う.
タルトフランベ
生地にフロマージュを塗り,玉ねぎやべーコンの具を乗せたもの.見た目はピザにそっくり.
ワイン
私はまだ現在ワインを飲むことができないが,ワインはタルトフランベと相性が良いらしい.是非とも食べてみたいものである.
また,本場のワイン樽も見てみたいものだ.
一体化
行きたい場所と食べたいものを語ってきた.私の中の構想は,
雪の降るクリスマスで(「クリスマスの首都」と呼ばれている)伝統工芸品や菓子,ワインなどを提供している屋台で購入し,朝から夜まで旧市街を歩く.疲れたらクレベール広場に行き,巨大なツリーやイルミネーションを眺める.
まとめ
しかしながら,このようにただ,ストラスブールに憧れ,心中を言葉に起こしても,意味はない.机上の空論である.私は観光をするのが目的ではない.
多幸感を全身で感じるためにも, フランス語を習得しなければならない.遅くとも4年後の4月までに....